- 子ども新聞主要3社の特徴
- 読売KODOMO新聞が都立中高一貫校の受検対策になる理由
- 読売KODOMO新聞に掲載されている主な内容
都立中高一貫校や公立中高一貫校の受検で問われるのは、知識の量だけではありません。むしろ、与えられた情報をもとに自分の頭で考え、論理的に表現する「思考力」や「表現力」が合否を分けます。
しかし、「思考力はどうやって鍛えればいいの?」と悩む保護者の方は少なくありません。
実は、その土台となる「読解力」や「社会への関心」を、親子で楽しみながら育む最適なツールがあります。それが、小学生向け新聞発行部数No.1の「読売KODOMO新聞」です。
この記事では、なぜ読売KODOMO新聞が都立中高一貫校の適性検査対策に有効なのか、その理由を具体的に解説します。
\今なら新規購読でポケモンドリル2冊プレゼント(~8/29)/
子ども新聞とは|「読む力」を育む最初のステップ
子ども新聞は、小学生が世の中の出来事に興味を持ち、楽しみながら「読む力」を育むために作られた新聞です。各社で特徴は異なりますが、共通する基本的なポイントは以下の通りです。
- 内容: 時事ニュースのやさしい解説はもちろん、科学、歴史、文化、エンタメ、学習マンガなど、子どもの知的好奇心を刺激する多彩なテーマを扱います。すべての漢字にふりがなが振られているのが基本です。
- 発刊頻度: 毎日届く「日刊」と、週に一度届く「週刊」があります。日刊は学習習慣の定着に、週刊は習い事などで忙しい子でも無理なく始められるのがメリットです。
- 対象年齢: 主に小学生全般を対象としていますが、紙面の内容や漢字の量などから、低学年から楽しめるもの、高学年でより読み応えのあるものまで様々です。
主要3紙を徹底比較|我が子に合うのはどれ?
子ども新聞はそれぞれに個性があり、お子さんの性格や学習の目的に合わせて選ぶことが大切です。まずは一覧表で3紙の違いを比べてみましょう。
読売KODOMO新聞 | 朝日小学生新聞 | 毎日小学生新聞 | |
---|---|---|---|
発行頻度 | 週1回(毎週木曜) | 毎日 | 毎日 |
料金(月額) | 550円 | 2,100円 | 1,750円 |
スタイル | ビジュアル・エンタメ重視 | 受験・学習重視 | 探究・教養重視 |
特徴 | ・オールカラーで写真や図が豊富・漫画など楽しい企画が多い・週1で無理なく続けやすい | ・圧倒的な情報量 ・「天声こども語」など受験直結のコンテンツ・時事問題に強くなる | ・ニュースの背景を深く解説・科学や歴史の特集が充実・知的好奇心を刺激する |
ページ数 | 20ページ | 8ページ | 8~12ページ |
おすすめ | 活字に慣れる第一歩に | 本格的な受験対策に | 物事を深く考える力を養うのに |
無料お試し | 1回分 | 3日分 | 7日分 |
各紙の特徴は以上のようになります。
ではここから、それぞれの特徴をもう少し深掘りしていきましょう。
読売KODOMO新聞|発行部数No.1!! 「楽しい!」から始める習慣化の天才
「新聞は難しそう」というイメージを払拭し、とにかく子どもが手に取りやすい工夫が満載なのが読売KODOMO新聞です。オールカラーの紙面には大きな写真やイラストがふんだんに使われ、まるで雑誌のような感覚で読み進められます。
人気漫画「名探偵コナン」が時事用語を解説するコーナーは子どもたちに大人気。ファッションやエンタメ情報も掲載されており、勉強を「やらされている感」なく、自然と活字に触れる機会を作ってくれます。
週に1回、要点がまとまって届くので、他の習い事で忙しいお子さんでも「これなら読める」と続けやすいのが最大の強み。「新聞を読む」という習慣を身につけるための、最高の入り口と言えるでしょう。
朝日小学生新聞|中学受験を見据えた本格派
中学受験、特に難関校の対策まで視野に入れるなら最も本格的なのが朝日小学生新聞です。
毎日届くため情報量が圧倒的に多く、国内外のニュースを詳細に知ることができます。 看板コーナーの「天声こども語」は、要約や書き写しをすることで、国語の記述力を鍛える定番教材として多くの塾で採用されています。
ニュース解説だけでなく、思考力を問うパズルや、受験を意識した学習系の連載も充実。毎日コツコツと新聞学習に取り組む習慣をつけ、時事問題や読解問題でライバルに差をつけたいご家庭に選ばれています。
毎日小学生新聞|「なぜ?」を育む知の探究者
ニュースの表面的な情報だけでなく、「なぜそうなったのか?」という背景まで深く掘り下げてくれるのが毎日小学生新聞です。
大人でも読み応えのある丁寧な解説記事は、物事の本質を理解する力を養ってくれます。 特に評価が高いのが、科学や歴史、環境問題などの特集記事。実験・観察の企画も多く、子どもの「知りたい!」という純粋な探究心を強く刺激します。
すぐにテストの点数に結びつくというよりは、長期的な視点で論理的思考力や幅広い教養を身につけさせたいと考えるご家庭にぴったりの新聞です。
都立中対策の第一歩には「読売KODOMO新聞」が最適な理由
3社の新聞にはそれぞれ素晴らしい特徴がありますが、特に「これから都立中高一貫校の受検対策を始めたい」というご家庭には、読売KODOMO新聞が最もおすすめです。その理由は、「無理なく、楽しく、思考力の土台を作れる」という、都立中対策の第一歩に最適なバランスを備えているからです。
- 習慣化へのハードルが圧倒的に低い・・・毎日発行の新聞は情報量が多く魅力的ですが、習い事などで忙しい小学生にとっては負担になり、挫折してしまう可能性も。週に1回、要点がまとまって届くKODOMO新聞は、「新聞を読む」という新しい習慣を無理なくスタートさせ、継続するのに最適です。月額550円という価格も、気軽に試せる大きなメリットです。
- 「勉強」と感じさせない楽しい工夫が満載・・・都立中の適性検査で求められるのは、知識の暗記よりも、社会への興味・関心から生まれる「なぜ?」という探究心です。KODOMO新聞は、オールカラーの紙面、人気漫画のキャラクターが登場する時事ワード解説など、子どもが「勉強」と意識することなく、自然と世の中の出来事に触れ、考えるきっかけを与えてくれます。
- 親子でコミュニケーションが生まれる・・・週に一度届く新聞は、週末などに「今週はこんなニュースがあったね」と、親子で一緒に読むのにぴったりです。新聞をきっかけに対話が生まれ、子どもの思考を深めたり、自分の意見を言葉にする練習になったりします。
本格的な受験勉強は塾に任せるとしても、その土台となる「読解力」や「知的好奇心」を家庭で育むツールとして、読売KODOMO新聞は非常に優れた選択肢と言えるでしょう。
適性検査に直結!KODOMO新聞で鍛える3つの力
では、読売KODOMO新聞を読むことで、都立中高一貫校の適性検査で求められる力は具体的にどう伸びるのでしょうか。
その1:長文や資料を読み解く「読解力・情報整理力」
適性検査では、長い文章や複数の図表・グラフから、必要な情報を正確に読み取る力が不可欠です。KODOMO新聞は、毎週様々なテーマの解説記事や、写真・図を多用した記事に触れることで、長文への抵抗をなくし、視覚情報から要点を掴む訓練になります。
その2:物事を多角的に捉える「思考力・判断力」
一つのニュースを様々な角度から掘り下げる特集記事を読むことで、物事を一面からだけでなく、多角的に見る習慣が身につきます。これは、社会問題などについて自分の意見を論理的に記述する、適性検査の作文問題で大いに役立ちます。
その3:複数の教科を統合する横断的な知識
環境問題、歴史、科学技術など、KODOMO新聞が扱うテーマは理科や社会の学習内容と深く結びついています。断片的な知識として暗記するのではなく、ニュースという生きた文脈の中で触れることで、教科の枠を超えた「使える知識」となり、作文の説得力を増す「引き出し」になります。
読売KODOMO新聞の主な構成
KODOMO新聞がなぜ「学び」と「楽しさ」を両立できるのか、その具体的なコンテンツは以下の通りです。
ニュース(政治、経済、世界の情勢)



トップニュースは旬の話題や社会の仕組みなどを、数ページにわたって深く掘り下げて解説。その他にも1週間で起こった時事ニュースがまとめられています。
写真や図解がたっぷり使われており、小学生にも分かりやすく解説されています。

その週の注目ニュースはしっかり掘り下げて解説されているので、深い理解につながります!
おしえて!コナン時事ワード

大人気の「名探偵コナン」のキャラクターが、難しい時事用語を楽しく解説。その週のキーワードが、コンパクトにまとめられているのも良いですね。
受験にも役立つコンテンツと言えそうです。

読み終わった後に「この時事用語はどういう意味か教えて」とお子さんに聞くのも良いかもですね!
特集記事


子どもたちの素朴な「なぜ?」に記者が答える調査企画など、探究心を刺激する週替わりのバラエティ記事も魅力です。

親にとっても知らない情報がたくさん。一緒に会話する話題になりやすいです!
学習・教養コーナー


大手塾「四谷大塚」が監修する受験算数や、英語、歴史、科学など、知的好奇心を刺激する連載が充実しています。また、週末にアップされるウィークリー学習シートで、時事問題の理解度をチェックすることで受検対策を行うこともできます。
エンタメ・文化のページ


スポーツ、ファッション、テレビ、本など、子どもたちの「好き」が詰まった定番コーナー。新聞を開くきっかけになります。堅苦しい記事だけでなく、こういったエンタメ要素も非常に興味をそそらせるコンテンツです。

ファッション大好きの娘は必ずチェックしています。
マンガ


隔週で「名探偵コナン」や「妖(あやかし)とりもの手帖」というマンガも掲載されます。
コナンでは、時事ネタやクイズなどが、読売KODOMO新聞のオリジナルストーリーとして展開していきます。また、妖とりもの手帖では、主人公が歴史上の人物と音量を退治するというストーリーの様ですね。
我が家が読売KODOMO新聞を選んだ理由と活用法
ここでは、実際にKODOMO新聞を購読している我が家が、なぜこの新聞を選んだのか、そしてどのように活用しているのかを具体的にご紹介します。
選んだ3つの理由
- 無理なく続けられる「週1回」のペース: 日刊紙も魅力的でしたが、他の習い事との両立を考えると、親子で「読まなきゃ」と追い立てられるのは避けたかったのが本音です。週に一度、週末にゆっくり目を通せるペースが、我が家のライフスタイルにぴったりでした。
- 親子に優しい「料金設定」: 月額550円という価格は、お試しのつもりで始めるのに心理的なハードルが低かったです。「もし子どもが興味を示さなくても、この値段なら…」と思えたのが、購読への最後の一押しになりました。
- 「学び」と「楽しさ」の絶妙なバランス: あまりに「お勉強」色が強いと、子どもが敬遠するのではないかと心配でした。KODOMO新聞は、社会のニュースだけでなく、子どもの好きなファッションやエンタメ、漫画のコーナーも充実しており、「楽しいから読む」という姿勢が自然に身についたのが良かったです。
我が家のKODOMO新聞活用スタイル
我が家は、読売KODOMO新聞を購読して約5年になります。最初は受検をする予定なども全くありませんでしたが、活字を読む習慣をつけることと、世の中のニュースを知って欲しいという願いから購読を開始しました。
娘の読売KODOMO新聞の活用スタイルは
です。現時点では、「受検のために新聞を読むんだ!」という意識は本人の中ではないですね。木曜日になると自らポストから新聞を取り出し、当たり前のように読む習慣が当たり前となりました。

週に1回というペースもちょうど良いようです。日刊だと読み切るのが大変だったと思いますし、ここまで続いていなかったのではと感じます。
やはり1面記事に関しては、大きな関心を持つことが多く、「これはどういうこと?」という疑問をこちらに問いかけてくることも頻繁にあります。
なるべく親自身も目を通すようにしており、毎回では無いですが時事ニュースについて話し合ったり、娘がどのように考えているのかといったことを問いかけることもあります。
これは都立中高一貫校受検の適正検査にもつながる部分です。ただ、自分の意見を端的にまとめられるようになって欲しいですが、今の所はなかなか苦労しています。
子ども新聞を「がっつりと受検のため」にと活用するのも一つでしょう。私立受験を目指すのであれば、時事問題などが受験問題として問われることも非常に高いですからね。中には記事を書き写して学習に記述力アップを目指している方もいるようです。
ですが、今の所は「楽しく興味・関心をを広げるツール」として使っているのが、我が家の活用スタイルと言えます。

受検対策として自分の意見を述べる訓練は、少しずつ増やしていこうと考えています。
まとめ|KODOMO新聞が都立中受検の「最強の土台」になる理由
今回の記事を改めてまとめてみます。
都立中高一貫校の受検で本当に大切なのは、知識の量ではなく、自ら考え、表現する「思考力」です。そして、その土台となる「読解力」や「社会への関心」は、一朝一夕には身につきません。
それらを楽しみながら身につける事ができるのが子ども向け新聞です。主要3紙に、読売KODOMO新聞、朝日小学生新聞、毎日小学生新聞があります。
この中では、読売KODOMO新聞が「読売KODOMO新聞」が、その最初のステップとして最適ではないでしょうか。都立中受検につながる3つのポイントを改めて整理します。
- 無理なく「読む習慣」が身につくから ・・・日刊の朝日や毎日とは異なり、週に1回という適度なペース。そして、要点がまとまって届くため、忙しい小学生でも挫折せずに続けられます。この「継続」こそが、適性検査の長文にも動じない読解力の基礎を築きます。
- 「なぜ?」を育む「楽しい仕掛け」があるから ・・・漫画やクイズなど、子どもが夢中になるコンテンツを通じて、自然と社会の出来事に触れられます。「勉強」と感じさせずに知的好奇心を刺激し、物事を深く考える「思考力」の芽を育てます。
- 親子で「対話する」きっかけが生まれるから ・・・新聞を囲んで「これ、どう思う?」と話す時間は、自分の考えを言葉にする絶好のトレーニングです。この対話の積み重ねが、適性検査で求められる「表現力」に直結します。
受検はずっと先のこと、と感じるかもしれません。
しかし、低学年のうちから活字に親しみ、親子で対話する習慣は、必ず未来の大きな力となります。
まずは週に一度の「新聞タイム」から、始めてみませんか?興味のある方は、無料の1回分も試読できますので、ぜひお子さんと読んでみて下さいね!
\今なら新規購読でポケモンドリル2冊プレゼント(~8/29)/