- 作文が苦手な子供に文章力をつけさせたい
- 文章の書き方を知って欲しいけど、自分では何を教えられない
- 文章表現のテクニックを身につけさせたい
- Z会の作文講座を検討しているので、特徴を知りたい
- モチベーションを上げるために、作文を応募させたい
お子さんの作文力にお悩みの方には、Z会の作文講座と作文クラブというWEBサイトがオススメです。
私の娘は現在小学五年生。この記事の執筆時点では、Z会に入会して6か月目となりました。受講している科目は、英語を除いたZ会小学生コースの4科目と公立中高一貫校 適性検査講座です。
都立中高一貫校を目指しているのですが、適性検査では作文力、表現力が非常に重要となってきます。また、受検をしないお子さんにとっても、文章を書く力というのは、自分の意見を論理的に整理し、表現するためにも非常に重要な力と言えるでしょう。

うちの子は作文がとにかく苦手で。。。
このようにお悩みの保護者の方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?私の娘もかなり作文が苦手で、どうやって克服させれば良いのかと迷っています。作文に関する参考書によって少し改善はしましたが、それでもまだまだ足りないと感じます。
【苦手克服】作文対策はドラえもんの学習シリーズ「すらすら作文が書ける」からスタート(受検日記17)
そんな悩みを解消してくれる可能性を感じるのが、Z会の「作文講座」とWEBサイト「作文クラブ」です。我が家でもこの講座を受講するべきかどうかを検討するために、公式サイトや口コミなどを調べてみました。数々のメリットがあるので、今回の記事で情報を共有させていただきます。
- 将来に役立つ作文力の土台を身につける
- 月3回のテキスト学習で、書き方を基礎から段階的に学ぶ
- 月1回の添削問題で、丁寧な指導を受けることができる
- 表現テクニックを身につけ、自分でも書けるという自信がつく
- 「作文クラブ」では、添削問題の優秀作品が発表される
作文講座は、通信教育でお子さんに作文力をつけさせたいという方にとって、非常に有力な選択肢となるのではないでしょうか。
ここから、より詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
『秋の厳選算数ワーク』と『作文お役立ちクリアファイル』
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Z会の作文講座とは
概要
Z会の作文講座は、小学生が受講できる目的別科目の中の一つです。
Z会では主要科目を学べる小学生コースおよび小学生タブレットコース、そして中学受験コースに分かれています。それとは別に、プラスアルファで力をつけたいお子さん向けに目的別科目が用意されています。
- 思考・表現力(3・4年生)
- 作文(5・6年生)
- 公立中高一貫校 適性検査(5・6年生)
- 公立中高一貫校 作文(6年生)
作文に関しては、5・6年生を通して学べる「作文講座」と、公立中高一貫校受検対策の「公立中高一貫校 作文講座」が6年生のみで受講できます。
「作文講座」は、受検に特化した内容ではなく、基本から発展まで表現力を身につけることができると考えれば良いでしょう。
Z会の他のコースを受講していなくても、作文講座のみ受講が可能です。作文だけを強化したいというお子さんにとってもありがたいですね!
作文講座の特徴
- 作文力の基礎を学び、表現力の土台が身につく
- 自分でも文章が上手く書けるという自信が身につく
- きめ細かい添削指導で、自分の作文を客観的に評価できる
- 作文クラブでは、添削問題の優秀作品などが発表される
通信教育として高い評価を得ているZ会が提供している講座です。書くための基礎から豊かな表現力を身につけることができるのが大きな特徴です。
また、自分の作文を専門家から指導を受けるというのは非常に大切な事です。親のアドバイスは適切とはいかないケースも多いので、丁寧な添削指導を受けられるのは大きなメリット。
また、後述しますが、作文クラブというWEBサイトでは添削問題の優秀作品が発表されるので、お子さんのモチベーションアップにも役立つ仕組みとなっています。
学習内容とカリキュラム
講座の目的は、文章を書く手順を学び、豊かな表現力を身につけることです。
オリジナルカリキュラムを進める中で様々な表現テクニックを学び、この先の人生で役立つ表現力の土台を身につけていきます。自分でも「うまく書けた!」という喜びを経験するなかで、自信を深めていきます。
2025年度の各学年のカリキュラムは以下の通りです。
【5年生】
月 | 内容 |
---|---|
4月 | 自己しょうかいをしよう |
5月 | グルメレポーターになろう |
6月 | 五・七・五のリズムで歌おう |
7月 | あなたはどっちを選ぶ? |
8月 | 読書感想文スペシャル |
9月 | 嘆願書を書こう |
10月 | もしも魔法を使えたら |
11月 | わがはいはアリである |
12月 | 本日のビッグニュース |
1月 | 広告を作ろう |
2月 | サプライズ・パーティーを企画しよう |
3月 | 過去への手紙 |
【6年生】
月 | 内容 |
---|---|
4月 | あなたの学校をしょうかいしよう |
5月 | あなたのあこがれの人をしょうかいしよう |
6月 | Z会の採用面接を受けよう |
7月 | 昆虫採集は環境破壊? |
8月 | 読書感想文スペシャル |
9月 | もしもZ市の市長だったら |
10月 | お仕事インタビューをしよう |
11月 | あなただけの物語を書こう |
12月 | 旅行の計画を立てよう |
1月 | 自分年表 小学校編 |
2月 | 未来の自分からの手紙 |

毎月、様々なテーマが題材となるので、楽しく取り組めそうですね!
学習量(目安時間と回数)
学習量(1回あたりの目安時間と回数)は以下の通りです。
教材 | 1回学習量 | 回数 |
---|---|---|
メインテキスト | 40分 | 3回/月 |
添削課題 | 40分 | 1回/月 |

添削問題も含めると、週に1回のペースで学習するということですね。ボリューム的にはそれほど多くないので、これなら続けられそうですね。
学習の流れ
学習の基本的な流れは以下の通りです。
- メインテキストの1回目で表現力トレーニング
- メインテキストの2回目、3回目で添削問題を書くための準備
- 添削問題に挑戦
- 添削指導の内容を確認
ステップ①
メインテキストの第1回目では、その月の表現技法を学びます。毎月テクニックが一つずつ増えることで表現力が豊かになっていきます。
ステップ②
第2回と第3回では、添削問題につながる作文の材料集めと選択、整理を行います。この準備により、スムーズに添削問題が書けるようになります。
ステップ③
ステップ②での準備を活用して、その月のテーマに沿った添削問題に挑戦となります。答案用紙の左上にある「見直しチェックポイント」を確認し、Z会に答案用紙を提出します。
ステップ④
答案が返却されたら、アドバイスの内容を確認します。添削指導では「表記」「伝達」「構成」「表現」「文法」の5つの項目で評価されます。自分の作文の良い点、足りない点を把握することで、表現力アップにつながります。
受講料金
作文講座の受講料金は以下の通りです。
支払方法 | 受講費用 |
---|---|
12か月一括払い | 3,400円/月 |
6ヶ月一括払い | 3,800円/月 |
毎月払い | 4,000円/月 |
毎月払いと比較すると、12か月一括払いは15%オフ、6ヶ月一括払いは5%オフで受講できます。なお、学年末までの受講期間が2か月以上であれば6ヶ月一括払いが、7か月以上であれば12か月一括払いの月額料金を選ぶことができます。
【5年生9月号から受講の場合】
受講期間が7か月間となるので、12か月一括払い、6か月一括払い、毎月払いから選択します。
【5年生10月号から受講の場合】
受講期間が6か月間となるので、6か月一括払いか毎月払いから選択します。
作文講座の口コミ
作文講座の口コミをいくつか挙げてみました。
今回紹介した口コミ以外を見ても、添削指導に満足されている声が多数ありました。一方で作文に特化した通信教育のブンブンどりむと二つで検討されている方も多いようです。

ブンブンどりむは、私も気になっていますので、資料請求を行いました。それぞれを比較してみるのも良いかもしれないですね。
作文クラブを活用しよう
Z会では、作文力のアップに役立つ「作文クラブ」というWEBサイトがあります。
このサイトのメインコンテンツは以下の2つです。
- 作文道場
- 作文おたすけ部屋
それそれ、もう少し詳しく説明していきます。
作文道場で腕試し
作文道場では、自分の書いた文章を投稿することができ、よく書けた作文はサイト内で優秀作品として掲載されます。
投稿できる作文には以下の2つがあります。
- みんなの作文
- みんなのミニミニ作文
みんなの作文は、作文講座を受講しているお子さん限定となり、毎月の添削課題を提出することで応募となります。解答用紙に、紹介しても良いかどうかのチェックボックスがありますので、そこにレ点を入れれば応募となります(ただし、提出期限内の作文に限ります)。
一方で、みんなのミニミニ作文は、小学生であればどなたでも参加可能です。サイト内のお題に対して40字以内で文章を書き、WEBから投稿すれば応募完了です。

優秀作品は、サイト内で発表されるので、作文へのモチベーションになりそうですね!
作文おたすけ部屋には書くためのヒントが満載
作文おたすけ部屋では、以下の3つのコンテンツがあります。
- ゼロから学ぶ作文の書き方
- 読書感想文の書き方
- 作文おなやみ相談室
作文や読書感想文の書き方については、サイト上で分かりやすく簡潔にまとめられています。
また、作文おなやみ相談室では、子どもや保護者の方が抱える悩みや解決法について共有することができます。ただ、サイト上で悩み相談を受付けている訳では無いようですが、Z会のマイページでの学習相談や質問をまとめているのかもしれません。
しかし、他の方のお悩みは、ご自身に当てはまることも多いので参考になりそうです
まとめ
今回は、Z会の作文講座と作文クラブというサイトについてご紹介しました。
作文力は、小学生の内から是非とも身につけておきたい力の一つではないでしょうか。これは受検をするしないに関わらず、大人になっても役立つ大切な力だと思います。
Z会の作文講座は、
- 作文の基礎から学び、表現技法を覚えることができる
- 自分も上手に文章が書けるという自信がつくカリキュラム
- 丁寧な添削指導で自分の作文の良い所、足りないところが理解できる
- 添削問題の優秀作品が作文クラブで掲載される
以上のような特徴があります。
お子さんに作文力を身につけて欲しいという保護者の方にとって、検討する価値は十分にある講座だと言えるでしょう。
なお、Z会のその他のコースを受講しなくても、作文講座だけの単独受講が可能です。
ただし、一生ものの宝となる表現力を身につけるための手段は一つではありません。他にも作文に特化した通信養育教材もありますので、そちらも比較した上で受講を検討してみてくださいね。
それでは本日はこの辺で。
『秋の厳選算数ワーク』と『作文お役立ちクリアファイル』
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