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Z会での学習を充実させるために、スマイルゼミの反省点を活かす(受検日記13)

こんにちは、よっさんです。

2025年の4月から、娘のZ会での学習が始まりました。

通信教育は自由度が高い代わりに、学習効果を十分得るためにはモチベーションを維持し、自主的に学ばなくてはいけません。高学年になれば、自分で学習計画も立てるべきでしょう。

これが通塾であれば、決まった時間に講師の指導の下、受動的に学ぶ形です。自分の意思以外の部分である意味強制的に「やらされる」形ではあります。

私は娘に自ら学ぶ習慣を身につけて欲しいと思っています。ある意味、通信教育は主体的な学習を身につける上には良い教材です。

では、どうすればZ会での学習を主体的に継続できるかです。

娘は過去に通信教育のスマイルゼミで学習していました。最初は積極的に学べていて良かったのですが、学年が上がるにつれて徐々に学習習慣が減ってしまいました

今回の記事では、スマイルゼミでの学習が最終的に疎かになった反省を振り返ります。そして、それを踏まえて、Z会での学習をより充実させるためのポイントを考えてみました。

結論から述べると、スマイルゼミの反省から考えたZ会の学習法は

  1. 学習に対する明確な目標を持つ
  2. 紙の教材を選ぶ
  3. 自分で解答を見て、しっかりと理解する
  4. 親も学習状況を把握する

では、ここからまずはスマイルゼミの概要をまとめ、我が家が使ってみて良かった点と悪かった点を述べていきます。その上で、上記の点を意識してZ会を学ぶことにした理由もお話ししますね。

それでは参りましょう。

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スマイルゼミについて

スマイルゼミの概要

まずは、スマイルゼミの概要を確認してみましょう。

スマイルゼミは、株式会社ジャストシステムが提供する小学生向けのタブレット型通信教育です。最大の特長は、専用のタブレット1台で、国語、算数、理科、社会、英語といった主要教科を網羅的に学習できる点にあります。

紙の教材とは異なり、自動採点機能や間違えた問題の復習機能が充実しており、子どもが主体的に学習を進めやすい工夫が凝らされています。

また、AIを活用した「個別最適化」もスマイルゼミの大きな魅力です。子どもの学習履歴や理解度に合わせて、AIが最適な問題や解説を提示してくれるため、まるで専属の家庭教師がいるかのように効率的な学習が可能です。

さらに、2025年4月からは、AIが対話形式で疑問や考えを引き出し、お子さま自身が「わかった!」にたどり着けるよう導く新機能「Coachez(コーチーズ)」が登場し、より深い理解をサポートします。

学習プラン:標準クラスと発展クラス

スマイルゼミの小学生コースの学習プランは、主に「標準クラス」「発展クラス」の2種類が用意されています。

  • 標準クラス: 各学年の学習指導要領に沿った内容を基礎からしっかりと学びたいお子さん向けのコースです。学校の授業の予習・復習に最適で、基礎学力の定着を目指します。
  • 発展クラス: 標準クラスの内容に加え、応用問題や発展的な内容にも挑戦したいお子さん向けのコースです。さらに深い理解を目指したり、中学受験を視野に入れたりする場合にも対応できるよう、ワンランク上の学習ができます。

子どもの学習状況や目標に合わせて、柔軟にクラスを選択・変更できるのもスマイルゼミの利点です。

スマイルゼミで学べる科目とコンテンツ

スマイルゼミの小学生コースでは、主要5教科(国語、算数、理科、社会、英語)に加え、様々な発展的なコンテンツが用意されています。

スマイルゼミの最大の特長の一つは、学校で使っている教科書に準拠した内容で学習できる点です。お申し込み時に使用している教科書を指定することで、各教科の単元の標準履修月に合わせて教材が配信されます。

公立小学校の場合は、学校名から自動的に教科書が選択されるため、手間なく学校の授業に沿った予習・復習が可能です。これにより、授業内容の理解を深め、日々の学習が学校のテスト対策にも繋がります。

具体的なコンテンツ

  • 主要5教科:
    • 国語: 漢字の書き順や読み方、文章読解など、基礎から応用まで幅広く学習できます。
    • 算数: 計算問題はもちろん、図形や文章題など、学年ごとの内容を網羅しています。
    • 理科・社会: アニメーションや写真、動画などを活用し、視覚的に分かりやすく学べます。
    • 英語: 音声認識機能により、ネイティブの発音に近い形で練習が可能です。
  • 漢字ドリル・計算ドリル:
    • 各学年で習う漢字や計算を繰り返し練習できるドリル形式のコンテンツです。自動採点機能で効率的に学習でき、苦手な部分を重点的に復習できます。
  • プログラミング:
    • 小学校でのプログラミング教育必修化に対応した講座です。ゲーム感覚でプログラミングの基礎を楽しく学ぶことができます。論理的思考力や問題解決能力を養うのに役立ちます。
  • コアトレ:
    • 学年に関係なく、お子さんの実力に合わせて「無学年学習」ができるコンテンツです。算数と国語の計算・漢字の基礎を徹底的に鍛えることができ、苦手な単元をさかのぼって学習したり、得意な単元を先取り学習したりすることが可能です。
  • オプション講座(英語プレミアム): 主要教科の学習に加えて、英語力をさらに伸ばしたいお子さま向けに、別途料金で「英語プレミアム」のオプション講座も用意されています。英語プレミアムには、主に以下の3つのコースがあります。
    • HOPコース(小1~2年生向け): 英語に初めて触れるお子さま向けに、歌や絵本などを通して「聞く」「話す」の基礎を楽しく学びます。
    • STEPコース(小3~6年生向け): HOPコースで培った基礎を元に、より実践的な「聞く」「話す」に加え、「読む」「書く」の4技能をバランス良く習得します。
    • 英検対策コース(全学年共通): 英検5級から2級までの合格を目指すお子さま向けに、各級の出題傾向に合わせた問題演習と解説で、効率的に英検対策ができます。

スマイルゼミの料金

スマイルゼミの小学生コースの料金は、学年、選択するクラス(標準・発展)、支払い方法(毎月払い・6ヶ月一括払い・12ヶ月一括払い)によって異なります。また、専用タブレット代が別途必要となります。

専用タブレット代

  10,978円(税込) 

    ※12ヶ月以上の継続利用を前提とした価格

月額会費(12ヶ月一括払いの場合の月あたり料金)

小学生コース(12ヶ月一括払い/月)

学年標準クラス(12ヶ月一括払い/月あたり)発展クラス(12ヶ月一括払い/月あたり)
小13,630円4,180円
小24,070円4,950円
小35,060円5,940円
小45,940円6,820円
小56,930円7,810円
小67,480円8,360円

英語プレミアム(12ヶ月一括払い/月)

コース名対象学年月額(12ヶ月一括払い/月あたり)
HOPコース小1~2年生向け748円
STEPコース小3~6年生向け748円
英検対策コース全学年共通3,278円

スマイルゼミを利用して良かった点

私の娘がスマイルゼミを学習していた期間は幼稚園の年長から小学4年生の末まででした。なお、選択していたコースは発展コースで、英語プレミアムは利用していませんでした。

その期間、利用していて良かった点をまずは確認してみます。

  • 自分一人で学習することができた
  • 学習習慣がついた
  • 学習後のゲームが、モチベーションの一つになっていた
  • 学校の授業を理解するのに役立った
  • 応用問題で力がついた

スマイルゼミはタブレット1台で学習ができ、自動解答機能もついているので、幼稚園の年長からでも自分一人で学習を進めることが出来ました。

まだ、幼稚園から小学校低学年の間にスマイルゼミを利用したのは、学習習慣をつける上では非常に効果があったと感じます。また、最初の頃は、ゲームができるから勉強を頑張ろうというモチベーションも強かったようです。

ちなみに、本人にスマイルゼミをやったことはどうだったかを聞きましたが、このような返答でした。

よっさん娘
よっさん娘

スマイルゼミのおかげで学校の授業が理解しやすかったし、応用問題は少し面倒だったけど力がついた思うよ

私も娘もスマイルゼミをやったことで、学力につながったとは確かに感じることはできました。

スマイルゼミの反省点

スマイルゼミの学習が疎かになった理由

しかし、小学4年生の3月でスマイルゼミをやめることにりました。

もちろん、都立中高一貫校を目指す事になり、受検対策をする上ではスマイルゼミでは足りないと判断した点もあります。

しかし、これはタイミングが重なっただけで、実は4年生の途中からスマイルゼミの学習が少し疎かになっていました。

スマイルゼミが疎かになった理由
  • 悪い意味で慣れが出てしまった
  • ゲームがやりたい気持ちが薄れた
  • 適当に解答しても正解が出せることがあった
  • タブレットを立ち上げる際の手間
  • タッチペンの反応が悪くなった
  • 目標が明確ではなかった

最初はタブレットを使って学習すること自体が楽しかったのもあるでしょう。また、ゲームをしたいから学習するという部分もあります。

しかし、ある程度の年数を継続していく中で、悪い意味で慣れてしまった(惰性になった)部分やゲームが学習のモチベーションにならなくなったのでしょう。

さらに気になる点は、自動採点機能であるがゆえに、選択問題などは適当に解答しても正解となってしまう点です。

例えば、三択問題でA、B、Cから自信がないけど一つ選んだとします。しかし、理解しなくても正解となる場合があります。

また、間違えた場合はすぐに別の選択肢をすぐに選び直すことで、正解を選ぶことができます。これらのような状況だと、分かっていないのに先の問題へと進んでいくことになります。

実際娘は

よっさん娘
よっさん娘

実は、結構分からないけど、何となく当たっていたことは多かったんだ。。。

と言っていました。全てではないですが、そういう積み重ねで学習効果が低くなっていた部分もあるでしょう。

そこに加えて、タブレットを立ち上げるまでの時間が長いこと(不具合も含む)や、タッチペンの反応が悪くなったなど、細かいストレスも重なりました。

よっさん
よっさん

ただ、一番の理由としては、スマイルゼミでの学習の目的が明確でなかった点だと思います。

結局のところ、「何のためにスマイルゼミをやっているのか」という部分が、娘の中でしっかりと定まっていなかったのでしょう。

親が学習状況を把握できなかった

あと、これは娘の問題ではなく、スマイルゼミのタブレット学習において、親が学習状況を把握できなかった点も感じました。

学習中に横についていたら、どこで引っかかっているかを確認することはできるでしょう。しかし、親自身も自動採点機能に甘えていた部分もあり、どの部分でつまづいているかを把握できていませんでした。

スマホで学習状況を把握できる「みまもるネット」というものがあり、こちらで点数などは確認することができます。しかし、何を間違ったかまでは把握できません。また、上述したように適当に答えても正解した部分などもあると、弱点を判断することは難しかったのです。

この点を踏まえるて、タブレット学習もメリットとデメリットがあることを理解することとなりました。

Z会を充実させるためのポイント

ここまで、スマイルゼミをやってみて良かった点とイマイチだった点を述べてきました。

そして、今後Z会という新たな通信教育をより良い形で継続するために、スマイルゼミの反省から次の点を重視することにします。

  1. 学習に対する明確な目標を持つ
  2. 紙の教材を選ぶ
  3. 自分で解答を見て、しっかりと理解する
  4. 親も学習状況を把握する

①学習に対する明確な目標を持つ

スマイルゼミを利用していた時は、通信教育の目的がはっきりしていませんでした。

しかし、Z会を始めたのは「都立中高一貫校に合格する」というのが第一の目標です。

これが大きなモチベーションとしてあるので、スマイルゼミより集中して取り組めるだろうと考えています。

②タブレットではなく、紙の教材を選ぶ

タブレット学習はデバイスの不具合などがやる気を失わせる要因にもなっていました。

また、自動採点機能によって適当に答えられていた部分の問題をクリアにする必要があります。

その点をからZ会では小学生コースという紙教材を用いるコースを選択しました。

Z会にもタブレット教材を使用する小学生タブレットコースというものがありますが、スマイルゼミの反省もあるので、紙教材の方がより良い学習ができるだろうという判断です。

③自分で解答を見て、しっかりと理解する

紙教材を使う以上、当然答え合わせをしなくてはいけません。小学生の低学年であれば、親が丸つけをする必要もあるかと思いますが、娘はもう小学5年生です。

しっかり自分で解答や解説を読んで、理解する必要があると考えています。

ただ、タブレットの時は適当でも正解できていた部分がありましたが、紙教材ではなぜ間違ったのかを考える時間があると思います。

しっかりと理解力を深める為にも、答え合わせを自分で行わせることにしました。

よっさん
よっさん

ちなみに、解説などを読んでも分からない点があれば、ヒントは出すようにしています。

④親も学習状況を把握する

紙教材であることから、すぐに学習内容を確認することができます。基本的には上述した様に

問題を解く⇒答解説を読んで理解する

これに関しては娘一人でできる部分です。学習中にずっと寄り添ってみるようなことはしていません。

ただ、どの程度学習内容を理解しているのか、添削問題の理解度はどうかなどはチェックするようにしています。

たまにそれに対して感想を述べたり、よく頑張っている過程を褒めるように心がけています。

よっさん
よっさん

親もしっかりと見ているよというメッセージが娘のモチベーションになると考えています。

まとめ

今回は、娘のスマイルゼミ利用時の反省点から、Z会の学習をより充実させるために意識したことをまとめてみました。

一番の問題点は、やはり学習の目的が明確でなかったことです。Z会を始めた理由が、都立中高一貫校に合格するためでしたので、それに関してはクリアしています。

また、タブレット学習の問題点(適当に解答しても正解になる、デバイスの不具合など)も感じていたので、Z会では紙教材の小学生コースを選択することになりました。

タブレット時よりも親が学習状況を把握しやすくなったので、そちらもしっかりと確認することも忘れずにやっていきます。

3か月経過した時点ですが娘は

よっさん娘
よっさん娘

Z会の紙教材にして良かったよ~!

と言っています。まずは良かった良かったです。

ここまで、スマイルゼミのデメリットからZ会の学習ポイントを述べてきましたが、約5年間スマイルゼミを利用してきたことは事実です。

特に幼児コースから利用を開始したことで、小学校の勉強についていけた点や、小学生の低学年で学習習慣が身に付いたことについては非常に良かったと確信しています。

中学受験をするとなると、また改めて別の手段(Z会や通塾)を考検討する必要は確かにあるでしょう。

しかし、幼児コースからスマイルゼミを使った者としては、十分検討する価値のある通信教育ですよ。

まだ、お子さんが小さいご家庭で、通信教育を試してみたい方は、無料の資料請求とお試し期間がありますので、ぜひ体験してみてくださいね。

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著者プロフィール
よっさん

都立中高一貫校合格を目指す娘を支えていこうと奮闘中の40代の父です。
娘の学習状況だけではなく、親の目線で感じた事や考えた事、学習サポートなどを発信していきます。
同じく都立や公立中高一貫校を目指す親御さんにとって、少しでも役立てて頂ければ幸いです!

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